シサクバックのススメ

価値って何?ものさしを疑う。

シサクバックとはアウトプットのための素材集め、思考のスクラップです。

今回は、TheQookee'シリーズ「“らしさ”って何だ?」をつくるにあたり、
「らしさ」とは何だろう?そもそも、じぶんらしさって、じぶんが決めること?他人が評価するもの?といった問いをたて、

「らしさ」を「価値」に、評価を「ものさし」に捉えなおして、アレコレ、シサク(思索、試作)した足跡の一部がこのページです。

●「問いの分解」新書

●へんな、モノサシ

●今和次郎さんの考現学

出典:今和次郎『考現学入門』(ちくま文庫、初版1987年)

●辞書、偉人の哲学

●数字のいろいろ

アラビア数字、エジプト数字、マヤ数字

まずは価値ってなんだろう、辞書をひいたり、偉人の名言や資料をさぐってみたり。
そんなスタートを切りながら、アチコチに視点を飛ばしています。

色々考えるうちに可笑しくなってきたのが「ものさし」。
これって、案外あやふやなんじゃないか、と仮説したあたりから「使えないモノサシ」や「曖昧モノサシ」など、色々アイデアを出してみました。
数字でははかれない、バカバカしいものが揃っています。
あとは「問いの分解」。考えれば考えるほど、たくさん疑問が湧いてくるもので。
それをそのまま新書のようなカタチにしてみたので、ビビビッときたタイトルがあれば、本文のさわりを書いてみてください。
(現在、表紙のみで中身がありませんので:笑)
ほかにもヒントになりそうなものなどを雑多に混在させています。
言うなれば三次元的な「マインドマップ」のようなものです。
くだらないことも一旦、出してみる、これが思いがけないヒラメキにつながることもあるのです。

シサクバックは、「自分なりの考えを構築する」ための方法でもあります。
「気になる!」ということがあれば、とにかくスクラップ。
編集された本をあえてバラバラにしてみたり、いろんな角度から情報を集めたり、じぶんの中から引き出したりしながら
アウトプットの素材をたくさん用意します。
効率的に答えに向かうには遠いかもしれないけれど、色んな所へ寄り道しておくことで、あるとき、この寄り道が近道になることもある。

さて、みなさんなら「らしさ」と聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?
あなた“らしさ”をスクラップしてみるのも楽しいかもしれませんね。